施工事例
変圧器を使った防犯カメラの通信工事
2026年1月10日
施工事例

今回の現場では、次のような条件がありました。
● 屋外に設置するカメラまでの配線距離が約200m
● カメラ設置予定の場所に100V電源がない(200Vはある)
ネットワークカメラを設置する際、録画機からカメラまでの距離が100mを超えると、LANケーブルでは通信が安定しません。そのため、このような場合は光ファイバケーブルを使って通信距離を延ばします。
ただし、光ファイバをLANに変換するための「メディアコンバータ」という機器は、録画機側・カメラ側の両方で電源(100V)が必要です。録画機の近くには100Vがあるため問題ありませんが、カメラの設置場所が屋外の場合、近くに100V電源がないケースも多くあります。
電気工事で新たに100Vを引く方法もありますが、予算の都合で難しい場合もあります。また、無線のアクセスポイントを使う場合でも、送信側・受信側の両方に電源が必要なため、結局はカメラ付近に電源が必要になります。
今回の現場では、カメラ設置場所の近くに配電盤があり、100Vはありませんでしたが200Vは利用できました。そこで、200Vを100Vに変換するための「変圧器(トランス)」を設置し、カメラや通信機器が使える電源を確保することにしました。
お客様にも工事内容をご説明し、ご了承をいただけたため、無事に電源問題を解決できました。
最終的には、カメラ設置場所にアクセスポイントを設置し、通信を安定させる工事となりました。弊社としては、メンテナンス性を考え、可能な限りカメラ専用の電気回路から電源を取るようにしていますが、今回は別の電気設備回路から電源をお借りする形で対応しました。