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施工事例

複数の組合が共用していた防犯設備を独立運用できる構成へ

2026年8月5日

施工事例

【概要】

今回の商店街アーケードは、1つのアーケード内に3つの組合が存在しており、それぞれが独自に防犯カメラシステムを運用しています。録画機は3組合それぞれが所有しており、集会所に3台の録画機が設置されていますが。モニターとカメラ用の重畳電源は共用しており、モニターは切替スイッチを使って各録画機の映像を確認する構成となっていました。

【課題】

録画機自体は各組合の所有物であるため更新や管理に問題はありません。しかし、共用で使用しているモニターや切替スイッチ、重畳電源などの共用機器が故障した場合、3組合の予算調整が必要となり、更新がスムーズに進まない可能性がありました。
そのため、共用機器が故障した際に「誰が負担するか」「いつ更新できるか」という問題が発生し、結果として防犯体制の維持に時間を要する懸念がありました。

【依頼内容】

このような予算調整の問題を避けるため、商店街としては将来的に各組合の防犯設備を徐々に切り分けていきたいという方針をお持ちでした。
今回のご依頼は、
「録画機とカメラの重畳電源を、3組合分が統合されている現状の構成から切り離したい」
という内容でした。

【当社の提案】

現状の課題と将来的な運用方針を踏まえ、以下の構成をご提案しました。

・機器収容キャビネットを新設する ・キャビネット内に100V電源を引き込む ・録画機と重畳電源装置をキャビネット内に収納する ・キャビネット扉にモニターを取り付け、各組合が独立して映像確認できるようにする

この構成により、共用機器を使わずに各組合が独立して防犯設備を運用できるため、故障時の予算調整問題を解消できます。また、将来的な機器更新も各組合の判断で行えるようになり、運用の自由度が大きく向上します。

【施工内容】

・既存の重畳電源装置と録画機の配線を整理し、組合ごとに切り分け
・新設キャビネットへの100V電源引き込み
・録画機・重畳電源装置をキャビネット内に収納
・キャビネット扉へモニターを取り付け、視認性を確保
・各組合が独立して映像確認できるよう配線を再構成

【施工後の効果】

・共用機器の故障による運用停止リスクが解消
・各組合が独立して防犯設備を管理できる体制が整備
・機器更新が組合ごとに行えるため、予算調整の負担が軽減
・防犯体制の継続性が向上し、商店街全体の安心感が高まった

【まとめ】

今回の商店街アーケードの施工では、複数組合が入り組んだ特殊な構成に対し、将来的な運用を見据えた「切り分け」の第一歩となる工事を行いました。
防犯設備は“設置するだけ”ではなく、運用・更新・管理まで含めて初めて安全性が維持されます。
今後も商店街の防犯体制強化に向けて、最適な設備構成をご提案してまいります。

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